「仕事場でもオシメをし、下の問題を抱える私にとっては、人様に土下座をする程度のことは、まったくたいしたことではないのです。」並木秀之

この名言を言った人は?

並木秀之さんは埼玉県出身のファンドマネージャーです。

「先天性脊髄分裂症」という下半身が思うように動かせない障がいのため、排泄コントロールができずオシメをして仕事をしています。

名言メモ

この名言は著書「死ぬな: 生きていれば何とかなる」の一節です。その凄まじく壮絶な人生がつづられています。

債権者に土下座をしたり債務整理を行う仕事を始めたときに、嫌がるプライド高いエリートの同僚と比べて、「自分は土下座なんて全然こたえない」と自分の持ち味に気付いたんですね。

プライドその体験から発せられる言葉は、「苦しく頑張って努力」というよりも、「自分の持ち味を知って、それが活きるところで無理しないで生きる」と薦めており、苦しく生きている人にとって、楽になるはずです。