「人生なんて自分の思い描いたとおりにならなくて当たり前」樹木希林

樹木 希林
By Andriy Makukha (Amakuha) – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link

この名言を言った人は?

樹木希林さんは、日本の女優です。

個性的な女優として、様々なドラマや映画で存在感抜群の演技をされてきましたが、一方で夫でロックシンガーの内田裕也さんと40年超も別居しつつも互いに思い・思われる不思議な関係と話題になりました。

2018年、残念ながら75歳という若さで亡くなりました。追うように2019年の3月、夫の内田裕也さんも亡くなりましたね。

輝かしい業績とは反対に、極力ものを買わない、着ない、という質素な生活をされていたようです。

演技と同じく個性的な数々の名言が生まれています。

名言メモ

この名言を言ったときの、樹木希林さんの言葉をまとめます。

人生なんて自分の思い描いたとおりにならなくて当たり前。私自身は、人生を嘆いたり、幸せについておおげさに考えることもないんです。いつも「人生、上出来だわ」と思っていて、物事がうまくいかないときは「自分が未熟だったのよ」でおしまい。

こんなはずでは・・・というのは、自分が目指していたもの、思い描いていた幸せとは違うから生まれる感情ですよね。でも、その目標が、自分が本当に望んでいるものなのか。他の人の価値観だったり、誰かの人生と比べてただうらやんでいるだけなのではないか。一度、自分を見つめ直してみるといいかもしれませんね。

お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きなことができていて「ああ、幸せだなあ」と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いていますよ。

期待すればするほど、それが叶わなかったときの悲しみ、怒りは強くなります。

希林さんが言うように、最初から「人生なんてそんなもんだ」と思っていれば、そんな世の中でも強く生きていけるのかもしれません。

▼樹木希林さんの言葉が、人生、家族、仕事などのカテゴリに分けてまとめられています。